こんにちはコン助です!!
スカーリングには泳ぎに直結するものから
水中でのコントロールを養う意味の
スカーリングがあるんだ。
さらに上達するために
7種類のスカーリングを紹介するから
全部できるか挑戦してみよう!!
【この記事でわかること】
・技術向上のためのスカーリング7選
・より楽に泳ぐために
必ずスカーリングの練習をしてきました。
自身も選手時代や選手コースにいた頃はよく泳いでいました。
スカーリングをマスターすることで力任せに泳がず
技術力が上がります!!
【いろんなスカーリング7選】
①フロントスカーリング
一番オーソドックスで基本となるスカーリングです。
これから挑戦する方はこちらからどうぞ!!
その名の通り体の前で行います。
4種目すべてに共通するキャッチのスカーリングですので
これだけでもマスターしましょう!!
②ミドルスカーリング
体の真ん中で行うスカーリングです。
フロントスカーリングは顔を水面から上げていましたが
ミドルスカーリングは顔は水面につけて行います。
プルブイを挟みうつ伏せで水に浮きます。
Tの字を作るように両手を肩から水平になるまで広げます。
肘を直角に曲げ中指が真下(床)を向くようにします。
この状態で内側(胸に向かってかく) →
外側(真横に押し出す)の動きをします。
この時も肘は絶対動かさないでください。
肘が沈んだり、後ろに下がったりしやすいので注意しましょう。
常に肘は水面で中指は真下を軸に振り子のように動かしてください。
ミドルスカーリングはキャッチの後から
最後のプッシュまでのプルの練習です。
これは難易度が高いので
フロントスカーリングがマスターできたら挑戦してみましょう。
③リアスカーリング
体の後ろで行うスカーリングです。
同様に顔を水面につけプルブイを挟んで行います。
脇の下にこぶし1つ分入るように空け腕を開きます。
内側(へそに向かて)に曲げます。手と手がくっつかないところで
手のひらを返し外側(斜め後ろ)に押し出します。
この時も肘は動かないようにしましょう。
最後のプッシュの練習です。
平泳ぎは該当しませんがフィニッシュの強化に用いられ
ミドルスカーリングよりも簡単なので
フロントスカーリングをマスターしたら挑戦してみましょう。
④バックフロントスカーリング
背泳ぎに特化したスカーリングです。
プルブイを挟み仰向けで
両手はバンザイの状態スカーリングを行います。
進む方向は足から進んで行きます。
手の動きは同じですが
手を水面に入れたままのため肩の柔軟さが必要です。
また、他のスカーリングよりも手首を返すだけになるくらい
動かす幅が小さくなります。
背泳ぎの入水のキャッチの動きのため
背泳ぎの練習時に活用してください。
バンザイした手が水面下でキープできれば思ったよりも難しくありません。
⑤バックスカーリング
フロントスカーリングを足から進んで行くスカーリングです。
大まかな形はフロントスカーリングと同じですが
若干手首を反らさないと前に進んでしまいます。
水中での体のコントロールの練習です。
どういう手の動きをすると体はどう動くのか感覚を養います。
⑥ストップスカーリング
フロントスカーリングをその場で行います。
前にも後ろにも進まずずっとその場で行います。
僕が選手だった頃は30分その場で行っていましたが
最初は10分を目標に頑張ってみましょう。
進もうとする必要がないので肘が動かず手の動きに集中できます。
また、これも水の中でのコントロールを養うことができます。
水泳においてできるだけ水の抵抗を受けないのはマストですが
これは流れて来る水の抵抗を受けないことを指しています。
プルやプッシュは言い方を変えると流れた後の水に抵抗しているから
進むことができています。
ここでも水に抵抗しないと水を切るような動きになり
キャッチもプルもプッシュもできません。
その場スカーリングではどちらにおいても
水の抵抗を受けずに行うようにします。
なんとなくスカーリングらしい動きをして
進まないようすれば簡単にできますが
あくまでも正しいスカーリングの元
あえて進まないようにするのはなかなか難しいものです。
余裕がある時に挑戦してみてください。
⑦指示スカーリング
これも基本はフロントスカーリングですが
誰かの指示通りに動きます。
例えば「進め!」と言われれば前に進みましょう。
「下がれ!」と言われたらバックします。
この他に「止まれ!」や「右回り!」「左回り!」があります。
これを指示通りに素早く行えれば
手の動きで体がどう動くか理解できていることになるでしょう。
【より楽に泳ぐために】
スカーリングはとても重要な基本練習のため習得したいところですが
水泳で一番大切なことは「姿勢」です!!
スカーリングがうまくできなくても
他にも楽に泳ぐ方法がたくさんあるので
同時進行で頑張りましょう!!
【7つのスカーリングまとめ】
スカーリングはオーソドックスなフロントスカーリング以外にも
目的に応じて行う場所や進む方向がちがうスカーリングがあります。
まずはフロントスカーリングを習得することがマストですが
水の中で自由自在に動けるよう全てマスターしたいですね!!
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