こんにちはコン助です!!
ダイエットのためにも
長い距離を泳げるようになりたいけど
疲れてしまって何百メートルも泳げない!!
楽に長く泳ぐ方法ってないのかな?
確かに泳ぎ慣れていないと
力を抜いてリラックスして泳ぐことは難しいよね。
今回は楽に長く泳ぐクロールの1つの方法として
疲れにくい泳ぎ方を紹介するよ!!
これをマスターしたらきっと無限に泳げる!!
【この記事でわかること】
・クロールを長く泳ぐ方法
・2ビートの泳ぎ方と注意点
・2ビートクロールの練習メニュー
・無限に泳げるスイマーズハイ
30代の消防士の男性は力任せに泳ぐので疲れやすく
長距離は泳げませんでした。
そこで楽に泳ぐ方法を指導し1000m楽に泳げるようになりました。
【クロールを長く泳ぐ方法】
ズバリ!!クロールを長く泳ぐ方法は
2ビートのクロールです!!
2ビートは海で泳ぐ「遠泳」でも行われる泳ぎ方で長距離に向いています。
片手1かきする間に2回キックするため2ビートと言います。
2ビートはキックの回数が少ないため疲れにくく
ゆったり伸びを意識して泳ぐ泳ぎ方です。
【2ビートの泳ぎ方と注意点】
<泳ぎ方>
1かきの間に2回キックと言いましたが
考え方は2つあります(やっていることは同じ)ので
やりやすい方で泳いでみましょう。
①交差法(右手と左足、左手と右足)
右手がリカバリーして入水すると同時に左足を1回キック
続いて
左手がリカバリーして入水すると同時に右足を1回キック
これで2回キックするので2ビートになります。
あとはこれをリズム良く繰り返すことで2ビートクロールを泳ぐことができます。
②同手足法(右手と右手、左手と左足)
右手をプルしてかき切る時に右足を1回キック
続いて
左手をプルしてかき切る時に左足を1回キック
これで2回キックすることになり
2ビートクロールの完成です。
違いはキックをするのは
手が前にある時なのか後ろにある時なのかです。
できれば伸びを意識できるので
①の「入水時にキック」の方がおすすめですが
わかりやすいのは②の「プルの時にキック」のため
初心者は②から挑戦してみましょう。
なお、①と②を両方考えながら行うと混乱するので
どちらかに決めたらそれだけを考えるようにしてください!!
<注意点>
①ハイエルボーで泳ぎましょう!!
伸びを意識でき肩への負担が少なく
リカバリー時、脱力もしやすいです。
②S字プル
かく時はストレートではなくS字プルにしましょう。
ストレートアームは肘を曲げないため
深い水をかくことになり水が重くパワーが必要になります。
つまり長距離には向かないプル動作ですので
S字をかくようにキャッチしたら
胸→お腹→太ももと肘を曲げて体の近くの水をかくようにしましょう!!
③キックは軽く
1回しかキックしないからと大きく強くキックすると
体がぶれていまいます。
体がぶれることは水の抵抗を受けることにつながります。
足が沈まないようにするためのキックと認識しましょう。
キックが強くなくても
プルとキックのタイミングが合えば推進力を得ることができます。
④呼吸の回数は決めましょう。
「苦しくなったら呼吸」するのではなく
決まった回数をかく間に1回呼吸をするようにしましょう。
決まったタイミングで呼吸することで
一定のリズム作りより疲れにくく長く泳げるようになります。
⑤前を見て泳がない!!
前を見て泳いでしまうと頭が上がります。
頭が上がると水の抵抗を受けるだけでなく足が下がりやすくなります。
特に2ビートはキック数が少ないため足が沈みやすいです。
足が沈むことは姿勢が崩れるため
水泳において絶対避けたいことです!!
泳いでいる間は前を見て距離を測ることをせず
できるだけ余計な動きはしないようにしましょう。
目を見なくてもプールのタイルで泳いでいる位置と
5mライン、真ん中のライン、再び5mラインと
泳いでいる距離もわかるります。
ゆっくり泳いでいるのでここも確認しながら
泳いでみてください!!
【2ビート向け練習メニュー】
ストローク数のカウント
<概要>
25mないし、50mのストローク(かいた数)数を数え
1本泳ぐごとにストローク数を減らすことで
一かきで進む距離を最大にし伸びを意識した泳ぎにします。
<やり方>
(2ビートで)
1本目は特に考えずストローク数だけを数えましょう。
2本目に1ストロークでも減らして泳ぐようにしましょう。
※それ以上減らしてもOK!!
3本目にさらに1ストローク減らします。
これを続けて行き
これ以上減らすことができなくなったところまで挑戦しましょう。
この回数の時の泳ぎ方が大きくゆったりした泳ぎ方です。
<ストローク数が減らない人>
◆エントリーとキックのタイミングは合っていますか?
同時に行うことで推進力が生まれますので
タイミングを意識しましょう。
◆頭を揺らしていませんか?
頭が動くと体も揺れます。
体が揺れると推進力がなくなってしまいますので
頭は動かないように固定しましょう。
◆スタート(ターン後)、浮き上がりは毎回同じですか?
特に50mを泳いでターンの後の場合は
ドルフィンキックが減ってしまいがちです。
毎回同じ回数のドルフィンキックで
浮き上がってくるようにしましょう。
<ポイント>
腕と脇の側面がちぎれるほど遠くに伸ばすべし!!
タンスの後ろに落ちたモノを拾うように
肩を一つ前に出し限界まで伸ばしてください。
<解決策>
まず陸上で立って手を前に伸ばします。
その状態から肩を前に出すと手一個分前に伸びるはずです。
この状態までしっかり伸ばすことと
エントリー時に手を肩からではなく
顎の横から肩が出るように意識することで
よりリーチのある泳ぎができます。
※この時、顎を肩に寄せるのではなく
肩を前に入れることで顎と肩を近づけてください。
あくまでも頭は動かしません。
<合格基準>
ストローク数を減らすために
「不自然にただ浮いている時間を作らないとストローク数が減らない」
もしくは
「ドルフィンキックを多くして長く潜り
浮き上がりを遅くしないとストローク数が減らない」
という状態の手前までストローク数を減らすことができれば合格です。
【無限に泳げるスイマーズハイ】
ランナーズハイというある一定を超えると覚醒して
疲れを感じずにどんどん走ることができる現象があります。
実は水泳にもスイマーズハイがあります!!
僕の経験上400mあたりまでが2ビートとはいえ
疲れがたまってきます。
しかし、400mを越えたあたりから疲れを感じなくなります。
これが「覚醒」というもので
こうなると疲れを感じないため自分で止め時を決めないと
ずっと泳ぐことができます。
つまり無限に泳げます!!
むしろ疲れを感じないからこそスピードも上げることができます。
不思議なことに苦しさもなくなり5回に1回にしていた呼吸も
7回に1回にしても平気になります。
スイマーズハイは本当に気持ちよく魚になった気分です!!
ただ、これには条件があります。
必ず一定のリズムで泳ぐことです。
スイマーズハイになるまでに疲れてきてスピードが落ちたり
呼吸やピッチをなどリズムが一定でないと覚醒しません。
25m泳ぐ間すべてが同じになるようにしましょう!!
<注意>
・見えない疲労
見事スイマーズハイになり長距離を泳げた場合
プールから上がった時は平衡感覚を失うのと感じない疲労から
フラフラします。
泳ぎ終わったらしっかり休みましょう!!
・水分補給
長距離を泳ぐため泳ぐ前には水分を補給しておきましょう。
スイマーズハイは一度止めてしまうと終わってしまい
一気に疲労を感じ泳ぎたくなくなります。
・のぼせ
泳ぐ前の水温を確認しましょう。
30℃未満がベストです。
これ以上だと泳いでいる間に暑くなりのぼせてしまいます。
特にジムのプールだと
レッスンやスクール後は水温が上がっており注意が必要です。
夏以外の屋外プールでなければ心配ないですが
プールに入ると全身が鳥肌が立ち
心臓がキューっと冷たく縮こまるくらい冷たいプールは
のぼせないですが逆に体力を消耗するため
スイマーズハイにはなりません。
【クロールを長く泳ぐコツまとめ】
ハイエルボーの2ビートで泳ぎましょう。
プルはS字プルです。
呼吸やピッチを一定にし同じリズムで泳ぎます。
また、伸びを意識するために
ストローク数を減らすことを心がけましょう!!
これにより疲れにくくなり長距離を泳ぐことができます。
うまくいくとランナーズハイのように
スイマーズハイになり同じペースで無限に泳げるようになります!!
ぜひ挑戦してみたください!!
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