こんにちはコン助です!!
そういえばクロール泳ぐ時
手のひらはどんな形がいいの?
見落としがちな手のひらの形について答えるよ!!
キックやプルに注目しがちだけど
手のひらの形も大切なんだ!!
【この記事でわかること】
・クロールの手のひらの形
・クロールの足の形も気を付けよう
・水かきはできるのか
手のひらの形をメインに練習を行ったところ
「初めて手のひらの形なんて詳しく教えてもらった」と
お声をいただきました。
より楽により速く泳ぐために細部に渡って説明します!!
【クロールの手のひらの形】
①指と指の間隔
指と指の隙間が数ミリ空くくらいにしましょう。
親指は力入れていない状態の開きでOKです。
無理に人差し指にくっつけたり開いたりする必要はありません。
②指の伸ばし具合
軽く伸ばすようにしましょう。
指に力を入れてピンと伸ばす必要はありません。
若干の丸みがあればかける水を捉え逃がさずにプル動作ができます。
目一杯伸ばしてしまうと水が逃げてしまいます。
「軽く閉じる」と考えると閉じ過ぎてしまうので
「軽く伸ばす」イメージにしてください。
③傾き
手のひらは水面やプールの底に対して水平ではありません。
若干親指が下、小指が上に傾けましょう。
傾けることで水の流れを手のひらで受け
姿勢を安定させることができます。
また、かける水は手のひらの外側(小指側)にあるため
傾けることで速やかにプル動作に移ることができます。
④指先の方向
人差し指が肩からまっすぐ進行方向を向くようにしましょう。
親指が下で小指が上の傾きを作ることで
自然と人差し指が正面を向きます。
そのため、前項の手の傾き同様に
流れて来る水をきれいに受けることができます。
中指が進行方向だと流れて来る水を抑えることができず
腕がブレやすくなります。
また、親指を進行方向にするとキープするのが辛く
流れて来る水を手のひらではなく手の甲で受けてしまう可能性があります。
<開き過ぎ・閉じ過ぎに注意>
開き過ぎるとかける水は指の隙間からすり抜けて行ってしまい
スカスカでかけません。
反対に指をぴったり閉じると点で水を捉えることになり
かける水の量が減ってしまいます。
また、この時正しくプル動作ができないと
水を切るようにかいてしまい全く進まなくなります。
開き過ぎにも閉じ過ぎにも言えるのは無駄に体力を消耗することです。
指を目一杯開いたり、閉じたりすると指だけでなく腕の力も使います。
無駄な力を消耗しないために軽く閉じるようにしましょう。
【クロールの足の形も気を付けよう】
足の形も重要です。
親指と親指がぶつかるくらい若干足首だけが内股になるようにしましょう。
これによりまとまりのあるキックをすることができます。
内股にせずまっすぐ伸ばしてキックしてしまうと
右足と左足それぞれが独立した荒れたキックになります。
クロールのキックの水しぶきは
チアガールのポンポンのように丸く出来上がっているのがベストです。
【水かきはできるのか】
残念ながらできません!!
よく水泳選手は「水かきがある」とか
水泳をやらない人より水かきがあると言われることがありますが
全く関係ありません。
仮に人類すべてが水中で暮らすようになり
数百年経てばできるようになるかもしれません。。。
水かきはできませんが装着することはできます!!
比べ物にならないくらい推進力を生み
スピードを出す感覚を養うことができます。
また、たくさん水を捉えるため腕力を必要としますので
腕力強化にもなります!!
足用ももちろんあります!!
コレは普通のフィンより短いため足首を痛めにくく
より実際のスイムに近づけて泳ぐことができます。
僕も現役時代は愛用していました。
とても推進力が増し、キック力の強化に最適です。
【クロールの手のひらの形まとめ】
指の間隔は数ミリ空くくらいの軽く閉じた状態にしましょう。
親指は自然なポジションでOKです。
大きく開いたりぴったり閉じたりするとかきにくくなります。
人差し指を進行方向にすることで
正しいキャッチができる手の傾きを作ることができます。
またピンと伸ばさず軽く伸ばすくらいがベストです。
手の形をグーで泳ぐとまったく進まないことでわかるように
手のひらの形はとても重要です。
意識しながら泳いでみましょう!!
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