こんにちはコン助です!!
バタフライは呼吸が苦しくて長く泳げない。。。
どうしたいいの??
その疑問に答えるよ!!
バタフライは最も苦しい種目だね!!
ある程度のパワーと体力も必要。
呼吸もクロールや平泳ぎに比べ大変だから
必死に呼吸しようとするよね!!
でも実はこれが逆に苦しい状況を作っていたんだ!!
【この記事でわかること】
・バタフライの苦しくない呼吸の仕方
・潜ることを意識
・呼吸が苦しい理由
評価されるくらいバタフライの指導は得意です。
ローテーションで担当クラスが変わりますが
バタフライのクラスだけではいつも僕が担当していました。
【バタフライの苦しくない呼吸の仕方】
①顔を上げ過ぎない!!
顔を上げていいのは口が水面から出るまでです。
顎まで出さないでください。顎は水の中で大丈夫!!
口を開ければ空気は勝手に入ります。
一生懸命吸おうとしなくOKです!!
確かにバタフライの呼吸というと正面を向いて両手を広げ
ガバッと泳ぐイメージですね。
水面上で両手を上げていますから
のんびり呼吸している時間もありません。
だからちゃんと呼吸しようと
水面から顎が出るほど頭を上げてしまいます。。。
気持ちはわかりますけどね。
②顎を引こう!!
顎を軽く引いて呼吸をしましょう!!
呼吸する時、真正面を見ようとしていませんか?
呼吸は酸素さえ吸えればいいわけです。
つまり顔を正面まで向ける必要はありません。
みんな一生懸命呼吸をしようと顔を目一杯上げようとしますが
そこまで上げる必要はありません。
③100%吸えなくていい!!
呼吸というと100%吸わなきゃと思っていませんか?
苦しくて泳ぎが乱れなければいいので
酸素を吸いきれなくてもいいんです。
少し吸えれば次のタイミングで呼吸もできるし
1ストローク呼吸しなくても泳げます。
④もはや横呼吸!!
文字通りクロールのように横を向いて呼吸をします。
メリットは頭を上げる必要がなく横を向くだけでいいので
呼吸しやすく潜りやすいため次の動作にすぐに進めます。
しかしこれはあまりおすすめしません。
デメリットはバランスが崩れるからです。
水泳で大事なことで話したように水泳は姿勢が大事です。
例えばバタフライで右を向いて横呼吸すると
右腕が高くなり左手が下がりバランスが崩れます。
潜る時も右向いていたものを正面に戻すので平衡感覚を失います。
呼吸できないことが理由でバタフライが泳げないのであれば
試してみてもいいと思います。
ただしかし、やはり上級者以外にはおすすめしません。
【潜ることを意識】
上記【バタフライの苦しくない呼吸の仕方】の4つも
バタフライで大事なことでも全ては潜ることです。
潜らないことにはバタフライは泳げません!!
バタフライを泳ぐ上で潜ることは常に意識してください。
特に呼吸の時こそ水面に上がることよりも
逆に素早く潜るためにはどうすればいいかを考えましょう!!
【呼吸が苦しい理由】
呼吸をするために顔を執拗に上げることは逆に苦しくなります。
1回目は酸素を吸うことはできるでしょうが次の動きに移行しにくいです。
顔(頭)が高い(正面を向いている)と潜る時に
頭のてっぺんから潜ることができません。
潜れないとすぐに浮き上がってしまいプル動作を早くしなければならず
また、潜るからこそ生まれる浮力を使うことができず
自分の力で体を持ち上げなければならなくなります。
すると腕を回すのがやっとで呼吸している時間を確保できません。
つまりただただしんどいバタフライになってしまいます。
バタフライを楽に泳ぐには
頭のてっぺんに縫い針があってプールを波縫いするイメージです。
そのためには呼吸時、顔を上げるのは呼吸できるギリギリまでで
顎は軽く引いてください。
この姿勢が頭のてっぺんから潜りやすくなる方法です!!
強いては浮力が生まれ浮き上がりと潜る動作(大きなうねり)ができ
苦しくないバタフライが泳げるようになります。
また、顔(頭)を上げると足は沈みます。
すると水の抵抗を受けて推進力がなくなります。
水泳において頭を上げることはご法度です。
【顔を上げ過ぎない練習メニュー】
①ブレフライ
<概要>
プルだけ平泳ぎで他はバタフライの動きで泳ぐことで
呼吸(頭の動き)に集中できます。
呼吸時、顎は軽く引いて真正面を向かないようにし
口が水面から出るギリギリにすることも意識しましょう。
<やり方>
バタフライを泳ぎますが手の動きは
平泳ぎ(体の前で〇をかくくらいでOK)にします。
毎回呼吸するようにしましょう。
最低25m×4本はやりましょう。
<注意点>
頭を上げ過ぎない!!
平泳ぎのプルだととても頭が上げやすいです。
平泳ぎのように肩が出るまで体を上げることができますが
これでは練習の意味はありません。
あくまでもバタフライを泳いでいるていです。
そこまで体を上がることはバタフライではできません。
気を抜くと体が上がってしまうので
顔の動きだけに集中してください。
目的はバタフライを泳ぐ時の呼吸の顔の高さの習得です。
ブレフライを泳ぐことを目的にしないよう注意です!!
<テンポが速くなる人>
バタフライの「トーン、トン」というリズムができていますか?
浅く潜っていませんか?
腰をつかってうねりはできていますか?
ゆったりバタフライを泳ぐようにしましょう。
<解決策>
深く潜るようにしましょう。
平泳ぎのプルだと簡単なためテンポが速くなりがちです。
しつこいようですが
あくまでもバタフライを泳いでいるイメージです。
<合格基準>
1ストロークごとにすべて意識して上記で説明した呼吸ができればOKです。
途中(25m×4本の間)1回でも意識し忘れていたらやり直してください。
②片手バタフライ
<概要>
片手でバタフライを泳ぎます。
負担が少なく呼吸(頭の動き)に集中できます。
<やり方>
1本目は右手でバタフライを泳ぎます。
左手は前に伸ばしたままです。
2本目は反対です。
毎回呼吸します。
必ず顎を引いて口が水面から出るギリギリの呼吸を意識してください。
これも各25mを2回ずつやりましょう!!
<注意点>
①ブレフライより潜りにくいです。
呼吸の後速やかに顎を目一杯引いて頭のてっぺんから潜りましょう。
②呼吸は前を向いてやりましょう。
つい横向きにしがちですが呼吸の練習なので
バタフライの呼吸をしてください。
③手はスイムのように横から持ってくる
バタフライの手の動きは横から来ます。
クロールのように上から入水することはできません。
しかし片手バタフライになると途端にクロールのように
腕を大きく回し上から入水しようする人がいます。
確かに片手だと腕は回しやすいですが
あくまでもバタフライのスイムを泳いでいるイメージです。
手は横からですよ!!
<合格基準>
①の練習同様、すべての呼吸を意識して泳げれば合格です。
ただ、実際にスイムになった時も意識することを忘れないでください。
【苦しくないバタフライの呼吸まとめ】
苦しいからと一生懸命呼吸しようとすることは
逆に泳ぐこと自体が苦しくなってしまいます。
呼吸は水面から口が出るだけで十分。
それよりもうねりを作るために潜ることを意識しましょう。
浮力がついて自然と呼吸もしやすくなってくるはずです!!
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