こんにちはコン助です!!
息継ぎの時にどうしても沈んでしまうんだ。
どうしたらいいのかな?
そんな悩みに答えるよ!!
2つのポイントを抑えれば
簡単に改善されるから挑戦してみよう!!
【この記事でわかること】
・クロールの息継ぎで沈む原因
・沈まない息継ぎの2つのポイント
・息継ぎの練習メニュー
息継ぎの改善をして来ました。
長距離になるほど息継ぎの回数は増えるため1回の呼吸をどれだけスムーズに
無駄なく行うかでタイムに影響して来ます。
水泳初心者の多くは一生懸命さが逆に妨げになっているため
この方法で簡単に改善することができます。
【クロールの息継ぎで沈む原因】
①天井を向くほど顔と体を傾けている。
息継ぎをした時に回している方の肩が
体の中心線より反対側(後ろに倒れる)まで行ったらアウトです。
息継ぎした時の肩の位置は水面から90度までです。
別の考え方としてハイエルボーの場合
肘の先が天井を向くまでのローリングが正解です。
それ以上後ろだとローリングしすぎで
顔も斜め上もしくは天井を向いてしまいます。
頭が上がれば足は沈みますし
体が後ろに倒れるとバランスが取れず沈みやすくなります。
②前を見て泳いでいる
前を見て泳いだまま息継ぎをするとそのまま横を向いてしまうため
必然的に頭が腕から離れてしまい
横を向いただけのつもりでも頭が上がった状態になります。
息継ぎに限らず前を見て泳ぐのは水の抵抗を受けやすいので
前を向いて泳ぐのは避けましょう!!
【沈まない息継ぎの2つのポイント】
①真横を向いて呼吸しよう!!
天井や前が見えたらアウトです。
酸素の取り込みはバタフライの呼吸でも話したように
口さえ出れば呼吸はできます。
頑張って顔全部を水面から出す必要はありません。
初心者の方だと一生懸命になりすぎて
天井を向くほど顔を傾けてしまいがちです。。。
息継ぎは「パッ」と息を吐くことで勝手に酸素が入って来ます。
わざわざ酸素を吸おうとしなくていいんですね。
つまり口半分だけでも水面から出れば十分呼吸できます。
もちろん口に水が入りますが極論、それは吐き出せばOK!!
汚いと思うかもしれませんがスイマーはみんなそうしています。
②頭を上げない!!
姿勢が大事という記事でもお話ししました頭を上げると足が沈みます。
息継ぎしている時に伸ばしている方の腕とこめかみが
離れないようにしましょう。
ぴったりくっつける必要はありません。
自分の腕で腕枕するように
腕と頭が水平になるよう呼吸します。
【呼吸の練習メニュー】
①片手グライドキック
<概要>
息継ぎの時だけ手を回すことで
息継ぎ時の頭と体の動きに集中することができます。
<やり方>
片手は気を付け、もう片方の手は前に伸ばしキックだけで泳ぎます。
プル動作はしません。
一定のリズムで同じ方向にだけ息継ぎをします。
この時、伸ばした腕のこめかみが離れていないか
真横を見て天井まで見えていないか
呼吸した時肩が体の中心線より後ろに行っていないか
確認しながら行いましょう。
<頭が腕から離れてしまう人>
・前もしくは斜め前を見て泳いでいませんか?
・口を全部出そうとしていませんか?
<天井が見えてしまう人>
・ローリングし過ぎていませんか?
・口を全部出そうとしていませんか?
<解決策・ポイント>
真下を向いて泳ぎましょう!!
勢いよく頭を動かさずはじめはゆっくり動かし
真横で止めるようにしてください。
真下から動くと考えると90度までです。
<合格基準>
25mを左右それぞれ行い下記2点ができていれば合格です。
①横を向いている(天井が見ない)
②肩が体の中心線より後ろに行っていない
②一時停止スイム
<概要>
息継ぎ時にキック以外一時停止することで
自分がどの位置で呼吸しているか確認できます。
普通のスイムだと息継ぎは一瞬のためこの確認がしにくいです。
<やり方>
普通のスイムを泳ぎます。
息継ぎした時だけ「1秒」止まります。
数え方は「101(ひゃくいち)」と数えてください。
「いち」と数えると早すぎて実際は0.5秒くらいになってしまいます。
また、この時キックはし続けてください。
上半身のみ一時停止です。
※初心者の人は沈みやすいのでキックの回転数を上げてください。
停止した時に自分がどこを見ているのかを確認します。
<ポイント>
25m泳ぐ間は同じ方向に呼吸した方がやりやすいです。
うまくいかない場合は片手グライドキックから挑戦しなおしましょう!!
【クロールの息継ぎで沈む原因とコツまとめ】
頭が上がると沈みます。
息継ぎの時、伸ばしている方の手とこめかみが離れないようにしましょう。
そのためには前を見て泳がないようにします。
また、息継ぎ時に見ていいのは真横までです。
天井が見えるほど上を向いてしまうと
姿勢が崩れ、沈みやすくなってしまいます!!
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