【元コーチが教える】はじめてのスイミングスクールへの心構えと準備。

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プロフィール
この記事を書いた人
コン助

■水泳歴 30年 ( S1 : 400Ⅿ・200M個人メドレー )
■コーチ歴 6年
■のべ 600人の生徒を指導
■バタフライの指導が得意
■あらゆる視点から『水泳』情報を発信します

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こんにちはコン助です!!

スイマー
スイマー

これからスイミングスクールに

通おうと思うんだけど

どんな準備が必要かな?

コン助
コン助

そんな疑問に答えるよ!!

準備だけでなく心の準備も必要だから

元コーチがバッチリ教えるね!!

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【この記事でわかること】

・これからスイミングに通うのに必要なもの

・これからスイミングを習う心構え

のべ600人の生徒を指導してきました。
入会したてのお子さんや大人の方に
準備の連絡や初日にこれからはじまるスクールの心構えの話をしてきました。
脅すつもりはありませんが水の中は陸上と違って
あらかじめ知っておく必要があることが多いからです。

【これからスイミングを通うのに必要なもの】

〈必須〉

①水着

子供のスクールの場合

スイミングの決まった水着を購入することがほとんどです。

普段の服のサイズより1サイズが小さいものを選びましょう。

水着がちょうどか大きいとたぼついて

水の抵抗を受けるだけでなく見た目もよくありません。

コン助
コン助

僕は大人でも130を履いてたよ。

いわゆる半ケツのコマネチラインギリギリ。

大人のスクールの場合水着は自由です。

はじめての水泳の場合

競泳水着はとても抵抗があると思いますが

できるだけ競泳用の水着にしましょう。

膝丈の水着であれば履きやすいと思います。

 

くれぐれもビキニ、サーフパンツなど

海で着る水着は着ないようにしましょう。

泳ぎにくく練習になりませんしかなり浮きます。

 

また、アクアビクス用の

競泳より緩めの水着もありますが

水の抵抗を受けやすいのでできればやめておきましょう。



 

②ゴーグル

安いもので十分なので準備しましょう。

トップ選手が使うようなハイスペックのものもありますが

周囲から浮くので無難な普通のものにしましょう。

 

ゴーグルは大きく目の当たる部分に

ゴムがあるものとないものがあります。

ゴムがあるものは目が痛くなく

水も入りにくいので初心者にはオススメです。

ゴムなしのものは小さめに作られたいるため

選手が好んで使用しています。

 

スイミングスクールでも売っていますが高いので

ネットで買うのが1番安く購入したできます。


③キャップ

水泳のキャップには

メッシュとシリコンの2種類があります。

メッシュは網状のキャップなので

伸縮性と被りやすいのがメリットです。

デメリットは水の抵抗を受けやすいことです。

 

シリコンキャップは水の抵抗を抑えることはできますが

被りにくくキツイと感じる人もいます。

迷う場合はメッシュキャップにしておきましょう。

 

お子さんの場合、スクール専用のキャップなことが多いです。

スイミングで購入しましょう。

上のクラスになるとキャップが自由になることがありますので

その時に好みのキャップを選びましょう。

大人は自由です!!

 

④タオル

タオルは2種類あります。

タオル生地のものとセームと呼ばれる

吸水性抜群のテロテロ系です。

選手やマスターズの人は

ほとんどこのセームを使っています。

水分を拭き取って絞れば

繰り返し拭き取ることができ

乾くのも早いので選手は重宝しています。


スイミングスクールのほとんどのお子さんは

腰に巻けるゴム付きのタオルを使っています。

着替え時に隠すこともでき

大きさも十分なのでよく拭けます。

選手コースや上のコースになると

セームに切り替えるお子さんがいます。


大人はお風呂で使う大判のタオルでもいいですし

セームを使ってもいいです。

洗濯が楽なのは断然セームなので1つあればとても便利です。

1000円前後で買えちゃいます!!

 

⑤リュック

濡れた水着やタオルを入れるので

ビニールなどの濡れにくく

水気に強いものがいいです。

 

ただ、あまりに海水浴に行くような

リュックやカバンだと遊びに行くようなので

落ち着いた物がオススメです。


スクールによってはリュックも指定されている

もしくは販売していることもあるので

購入してもいいですがやや高いです。

 

〈あったらいい〉

①保湿クリーム

プール上がりは乾燥と

塩素のせいでヒリヒリすることもあります。

保湿クリームがあるとスキンケアができるので

1つあるととても重宝します。

 

②タオル帽子

できればプール上がりはドライヤーで

しっかり髪を乾かしたいですが

そんな時間もなくお子さんのスクールの場合

ロッカーにドライヤーの備えがないことがほとんどです。

濡れた髪は風邪をひく原因になりますので

タオル生地でできた帽子は

髪の水分を吸い取ってくれ暖かいのでオススメです。

特に冬に髪の長い女の子はかなり助かります。

 

〈事務系〉

スイミングスクールから
案内があると思いますが下記は用意しておきましょう。

最近ではスマホから登録できるところも増えているようです。

 

①口座情報

ほとんどの場合口座振替にするので

銀行口座の情報が必要です。

通帳かキャッシュカードがあればOKです。

 

②銀行印

口座振替にするのに

スイミングスクールから

銀行へ書類を提出するので銀行印を持って行きましょう。

 

③カード情報

カード引き落としができる場合は

クレジットカードだけでOKです。

コン助
コン助

忘れちゃいけないのが

当日に会員カードの写真を撮るから

身だしなみはしっかりね!!

退会しない限りずっと使うよー。

 

【これからスイミング習う心構え】

①遊びではない

スイミングスクールはもちろん遊びではありません。

お子さんにとっては

「プール=遊びに行くところ」と思っている子もいます。

短期教室で水泳の楽しさを知って入会する場合も

短期教室はわざと集客のために楽しくしているだけで

スクールは手のひらを返したように厳しくなります。

もちろんそうでなければスクールではありません!!

スクールですので練習あるのみです。

水泳の楽しさは泳げるようになったことやタイムが縮まったこと

楽しさを感じるようにしましょう。

 

②コーチを見極めるべし

通う曜日でクラスを選んでいませんか?

スイミングスクールのコーチは

スキルやレベル経験値はピンキリです。

ずっと選手として活動して来た人もいれば

水泳は学校で習ったくらいの学生アルバイトもいます。

必ずクラスを決める前に担当コーチを確認しましょう。

受付のスタッフはある程度

コーチの経験を知っているので聞いてみましょう。

また、掲示板などにコーチの紹介が載っていることもあります。

 

③目標を持つべし

スクールに入る前に目標を決めておきましょう。

目標を決めないとただ習うだけ

何か嫌なことがあったり

辛いと思うと辞めたくなります。

「4種目泳ぐ」や「バタフライを泳げるようになる」

「目標タイムを切る」など何でもOKです。

目標はちょっと頑張れば達成できるものにし

達成が近づいたら次の目標を立てると成功体験を積みながら

長く続けてことができます。

 

④体で覚えるべし

泳いでいる時は話すことはできませんので

言われたことを体で覚えないとなかなか上達しません。

体で覚えるにはひたすら泳ぐしか方法はありません。

スクールは泳げる時間が限られているので1本1本集中しましょう。

お子さんの場合は体で覚えやすいですが

大人の場合はしっかり頭で考えながら泳がないと体が覚えません。

コン助
コン助

子供は理解しなくても

コーチに補助されることで体で覚えられるけど

大人はただ泳いだだけで上達しないのが現実。

 

⑤コーチの話を聞くべし

体で覚えるために泳ぎこむと話しましたが

コーチが言ったことをそもそも理解しなければなりません。

しっかり話を聞いて臨みましょう。

コーチは一人一人どこを改善すべきか泳ぎを見たらすぐわかります。

コーチが全体に向けて言う注意点も個人に向けて言う話も

しっかり聞きましょう。

スイミングスクールで進級できない子供の特徴は

コーチの話を聞かず理解していないところです。

もし自分はどこができていないかわからなければ

必ずコーチに質問しましょう。

 

⑥水中は苦しい

忘れがちなのは水泳は水中ですので基本苦しいです。

泳ぎ慣れれば自然と呼吸できるので特別苦しさは感じませんが

初めての場合常に息を止めていなければならないため

とても苦しくしんどく感じます。

ここはしっかり心構えをしておきましょう。

お風呂でお湯に顔つけて息止めの練習をしておくのもいいですね。

コン助
コン助

遊びでプールに行くと泳ぐというより

パチャパチャ遊ぶことが多いから

案外息止めってしていないんだよね。

 

⑦鼻づまりは苦しい

普段から鼻詰まりがある人はより苦しく感じるかもしれません。

水泳はそもそも吸うときも吐くときも口呼吸なので

鼻が詰まっていても問題ないのですが

口呼吸に慣れていないと鼻で呼吸しようとするので

酸素が吸えません。

コン助
コン助

子供のクラスでパニックになる子もいたよ。

その時はブクブクパーと

口呼吸の練習をさせて改善させたんだ。

呼吸は普段無意識にしているものなので

急に口呼吸と言われると難しく感じますが

割とすぐ慣れます。

最初だけ口で呼吸を意識しましょう。

 

⑧耳に水が入るのは当たり前

変な体勢で泳がなければ耳にあまり水は入らないものの

泳ぎ慣れていない人や初心者は耳に水が入りやすいです。

耳に水が入ると違和感や音がこもって聞こえるので

不安になる人がいます。

耳に水が入ったからと泳いでいたのに急に立つ人がいますが

我慢して泳ぎましょう。

泳いでいるうちに耳に水が入るくらいなんでもなくなります。

耳に水が入る度に止まっていると練習ができないばかりか

後ろから泳いで来る人の迷惑になります。

厳しいことを言いますが耳に水が入っても死にませんので

泳いでいる最中はそのまま我慢です。

 

⑨寒い

プールの水温は30度超えるくらいです。

お風呂が38度くらいだとぬるくて寒気を感じますよね?

それよりも冷たいので泳がないと寒さを感じるでしょう。

泳ぐ時にしっかり泳げば寒さは感じません。

プールの室内も30度を超えているので温かいですが

冬だと寒さを感じる機会が多く夏と同じ室温、水温でも

かなりプールに入るのに躊躇します。

毎回寒さを感じると嫌になってしまうので

しっかり準備体操をして速やかに入水し泳ぎだしましょう。

寒さは一瞬です。

 

【はじめてのスイミングスクールへの準備と心構えまとめ】

〈道具の準備〉

①水着

②ゴーグル

③キャップ

④タオル

⑤リュック

 

〈心構え〉

①遊びではない

②コーチを見極めるべし

③目標を持つべし

④体で覚えるべし

⑤コーチの話を聞くべし

⑥水中は苦しい

⑦鼻づまりは苦しい

⑧耳に水が入るのは当たり前

⑨寒い

 

水泳は日常にはない水中という特殊な環境に身を置きます。

だからこそ身につくこともありますが

大変なこともあります。

人間は順応能力があるのですぐに慣れますが

何も知らずにスイミングスクールに通うより

心の準備と道具の準備はしっかりしておきましょう!!



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