こんにちはコン助です!!
お子さんに「もうスイミング辞めたい」と
言われたことない?
今は言われていなくても
いつ言われるかわからないよね。
せっかく始めたの
やめてしまうのは正直持ったない。
そんな時どうしたら続けられるか
もしくは辞めて良い理由を教えるよ!!
【この記事でわかること】
・スイミング(習い事)を辞めてはいけない理由
・スイミングを辞めても良い理由
・子供にスイミングを辞めたいと言われた時の対応策
ただ水泳を教えるだけでなく生徒のモチベーションや
親御さんとのコミュニケーションもコーチの大事な仕事です。
「お子さんが辞めたい言っている」と相談に来る親御さんも何人もいました。
その度に理由をしっかり聞いて辞める理由ではない時は続けるよう導き
反対に辞めて良い理由の時は辞めることを勧めて来ました。
【スイミング(習い事)を辞めてはいけない理由】
①うまくできない(進級できない)
一番もったいない理由です。
うまくできなという気持ちは
うまくできるようになりたいという気持ちの裏返しです。
つまり十分に向上心があります。
今、ちょうど苦戦しているだけで
乗り越えることができれば
またどんどん上達する可能性があります。
何事も問題なくスムーズに進むことは稀です。
人生には思い通りにいかないことが多いということを
教える良いチャンスです!!
ここで辞めてしまうのは簡単ですが
今後の人生もうまく行かない度に辞めることになってしまいます。
大人になるほど逃げる理由を見つけて正当化し辞めます。
子供の時だからこそ多少厳しくても続けさせることが
今後の人生にもつながります。
また、うまくできないことや進級できないのは
コーチの力量不足とも言えます。
コーチに相談することで
普段の指導の見直しをしてくれたり
より注意して見てくれるようになります。
進級できないことで
モチベーションが下がっているのであれば
目をつぶれるところはつぶって
進級させてくれることもあるよ。
②つまらない(飽きた)
遊びではありませんから
そもそも練習に「楽しさ」を求めてはいけません。
遊ぶ楽しさではなく
自分が上達したり目標が達成される楽しさが
練習から得る楽しさです。
うまくできないという理由同様に
つまらないと思う度に辞めていては
何も身に付けることもできず
すべてが中途半端な人生なってしまいます。
ましてや大人になって仕事をするようになると
ほぼつまらないです。
でも簡単に辞めるわけにはいきません。
子供のうちに続けることの大切さを教える必要があります。
ゲームやアニメなどエンタメ系は
つまらないならすぐやめてもOK!
③練習が辛い
練習は辛いものです。
簡単であれば何も成長しません。
習っているのは水泳ですが
実は大人になってから必要な考え方や忍耐など
たくさんのことが学べるも水泳です。
子供のうちに辛い練習を耐えることで
大人になってから多少しんどいこともやり抜く力が付きます。
「練習が辛い」と感じるのであれば
それは今、成長できるチャンスであり
貴重な経験ができるチャンスです。
でもそれをお子さんに話しても理解は難しいので
心を鬼にして続けさせましょう。
練習が楽になったら続ける意味がないから
その時が辞める時です。
④始めてまだ1年も経ってない
何事も始めて1年くらいではまだ得るものは少ないですし
身につくことも少ないです。
最低1年は続けましょう。
それでも辞めたい気持ちと
水泳は残念ながらセンスがないのであれば
他の習い事にシフトしてもOKです。
1年続けながら同時にほかの習い事をするのもいいでしょう。
人はみな結果を早く求めます。
しかし天才的な能力がある人か最強の運がなければ
ほとんど人は始めてすぐ結果は出ません。
成果のないことをいつまでも続けることも無意味ですが
1年はやらないと何もわかりませんし
1年あれば4種目習得も可能です。
⑤小学6年生
今、お子さんが小学6年生であれば
今辞めるのは非常にもったいないです。
理由はこれから第二次成長期が始まり
水泳体形をつくるチャンスだからです。
「体形なんて。。。」と思うかもしれませんが
一生付き合うのが体形です。
もう少し頑張ればあこがれる体型の王道
逆三体形をつくることができます。
【そもそも水泳は大きく3つ身に付けることができます】
① 泳力
② 精神面
③ 肉体面
泳力は正直、泳げても人生で得することはあまりありません。
精神面はこれからの人生大いに役立ちますが
出来事によっては精神や思考が変わることも大いにあります。
肉体面はさらに体力、筋力と体形に分かれます。
体力、筋力は続けなければ衰えます。
体形は唯一一生ものです。
もちろん太って贅肉が付くことはありますが
骨格は水泳体形のため痩せればまた逆三の体形になれます。
骨格だけは後から変えることもできませんし
第二成長期が骨格形成にとても影響のある時期ですので
ここで辞めるは非常にもったいないです。
僕は幼稚園の頃から水泳を習って来たけど
水泳をやっててよかったと思うこと№1は
間違いなく体形なんだ。
「スタイルいいよね」って言われることは
本当にうれしいことだし
それが自信になって何事も前向きに取り組めるんだ。
確かに水泳から得た根性も忍耐もあるとは思うけど
世の中理不尽なことも多いから
それに耐えられるか
耐える必要があるのかは
水泳をやっていたから必ず守られるものでもない。
これが水泳をやって来た人間の本音だよ。
【スイミングを辞めても良い理由】
①塾に行く(曜日変更もできない)
受験や学校の成績が良くないから塾に通うというのであれば
塾を優先すべきです。
勉強がすべてではありませんが
学歴や勉強の良し悪しは自分の選択肢の幅を左右します。
正直、水泳ができても将来の選択肢は増えません。
勉強に本腰を入れるというのであれば塾を優先させましょう。
ただ、もし曜日を変えて塾とスイミングと両方できれば
それに越したことはありません。
塾だけではこんつまるので
体を動かすことも良い気晴らしになります。
②レベルの高いスイミングスクールに行く
練習やスクールレベルが低く成長できないために
レベルの高いスクールに行くのであれば大いに辞めてOKです。
本来、ジムスタッフとしては
スクールから退会されるは売り上げに影響あるので
避けたいところですが
本人の成長を考えると
間違いないく上のレベルのスクールに行くべきです。
世の中にはジムが経営するスクールや
個人レッスンのスクール、スイミング専門のスクールがありますが
ダントツでレベルが高いのはスイミング専門のスクールです。
その中でも有名なコーチがいたり実績があったりとレベルや質が違います。
レベルアップのための退会なら辞めて次に進みましょう。
③中学3年生ですでに4種目習得している
1つの区切りとして技術的にも肉体的にも精神的にも
十分スイミングスクールから学ぶことは学べたと思います。
高校に入ればバイトもできますし
交友関係もグッと広がるので
時間的にもスクールに通う時間はないでしょう。
高校に入っても水泳を続ける場合は
部活に入れば十分磨きをかけることができます。
併用してスイミング専門のスクールに通うのもありですが
ほぼ高校生でスクールに通っている人はおりません。
能力を認められれば県や国から強化選手として選抜され
新たな練習が始まります。
④水泳センスがない
1年以上続けて本人は辞めたいと思っていて
コーチからもセンスがないと言われてしまったのであれば
辞めてOKです。
みんな得意不得意がありセンスがあることもないこともあります。
お子さんは水泳のセンスがなかっただけなので
次に切り替えましょう。
もし本人がセンスがないとしても続けたい意思があるなら
続けてももちろんいいです。
本人のやる気を大切にしてあげましょう。
圧倒的に成長はしなくても
続けた分だけ身につくことはあります。
種目の習得も時間がかかるかもしれませんが無理ではありません。
ただ、ほかの習い事や
得意そうなことも考えてあげよう。
【子供にスイミングを辞めたいと言われた時の対応策】
①理由を掘り下げて聞く
辞めたい理由をしっかり掘り下げて聞きましょう。
神妙に聞くと身構えてしまうので
「どうして辞めたいと思ったの?」
「何か嫌なことあった?」
「どうしてそう思ったんだろ?」
と優しく追及していきましょう。
この理由が辞めていいか続けるべきか判断することになるので
本質を見極めてくださいね。
実際に相談に来た親御さんとお子さんは
「もうやりたくない」という理由でしたが
実際は「友達が先に進級して
クラスに友達がいなくなってしまった」
からだったんだ。
②コーチに相談する
理由を確認したら(掘り下げ仕切れなくても)
必ず担当コーチに相談しましょう。
何かしらの対応や方向性を示してくれます。
コーチに相談せずに辞めてしまうと
もしかしたら水泳の素質があったのに
辞めてしまうということもありますし
今月進級予定だったということもあります。
お子さんも、親御さんから
「もう少し続けてみたら?」と言われるより
コーチから言われると考えも変わりやすいです。
③目標を設定する
目標がなく物事を進めると
「何のためにやっているか」わからなくなり
ちょっとしたことで辞めたくなります。
必ず目標を設定しましょう。
例えば全くの初心者であれば
「クロールを泳げるようになるまでがんばろう!」と
クロールの習得を最初の目標にします。
クロールがある程度形になって来たら
達成する前にすかさず
「次の目標は背泳ぎだね!!」と
どんどん目標を一緒に決めてあげましょう。
目標が達成してしまってからだと
ゴールしている状態なので「もう辞める」となるかもしれません。
かといって最初から大きな目標やたくさんの目標だと
苦しくなってしまうので
小さいな目標から始めて行きましょう。
④水泳のメリットを説明する
水泳をすることでどんないいことがあるか
親御さんから話してあげましょう。
水泳にはいろんなメリットがありますが
忍耐力が付くと言われてもお子さんはピンと来ませんので
「海に遊びに行ったら海で泳げるよ!」
「4種目泳げたらかっこいいよ!」
「体が強くなるよ」
などわかりやすい内容を話してあげましょう。
⑤お子さんを褒めて認める
意識的にやらないとできないのが「褒める」ことです。
プールサイドで練習風景を見ているならば
必ず帰りに「こんなところが良かった」と話してあげましょう。
もし練習を見ることができなければ
お家で今日の練習について話を聞いてあげましょう。
お子さんがただ水泳を習っているだけにならないように
ちゃんと頑張ってるところを見ていることを伝えてあげてください。
【子供にスイミングを辞めたいと言われた時の対応策まとめ】
①理由を掘り下げて聞く
②コーチに相談する
③目標を設定する
④水泳のメリットを説明する
⑤お子さんを褒めて認める
必ず表面的な理由ではなく理由の本質を確認しましょう。
コーチに相談することは必須です。
親御さんにはわからないお子さんの能力を把握している可能性があります。
コーチに相談してからどうするか考えても遅くありません。
一度辞めたいと思った気持ちを変えるのはなかなか難しいので
普段から目標設定や褒めることを忘れずに続けてあげましょう!!
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